ソーシャルディスタンスについて考える
コロナウイルスの流行から数ヶ月、ようやく緊急事態宣言が解除されましたね。とはいえ、まだまだ油断は出来なくて相も変わらず手洗いうがい・除菌消毒・外出自粛・“ソーシャルディスタンス”の保持を続けていかなければならないと思う。わーい！って遊び出したいところだけれどもグッと堪えて。とはいえ、軒並み閉まっていたお店が開きだし、街に少しずつ活気が戻ってきたことは喜ばしい。今すぐ緊急に欲しいわけでもないけれどあったら助かる者たちを買いに行けるのは嬉しいよね。遊び回りはしないけどちょっとした買い物には出かけたい。もちろん、マスク着用で。
さて、この度ブログを更新しようと思ったのには理由がある。捻りもクソもないブログタイトルで察していただきたいものだが、“ソーシャルディスタンス”についてである。そもそもソーシャルディスタンスとはなんなのか。
ソーシャルディスタンス=社会的距離
相手に手は届きづらいが、容易に会話ができる距離のこと。(Wikipedia引用)
ふむふむ。飛沫感染とか防げますからね。大事。
今回私が考えたいソーシャルディスタンスは感染症予防の為のソーシャルディスタンスではなくて。こいつ何いってんだ？そう思った方もいるだろう。まぁ焦らずにのんびりと紐解いていきたい。焦っている方は最後の方までぴゅ〜っとスクロールしてなんか大事そうなとこだけ読んでいただければ幸いである。
先日、誹謗中傷によって命を落とした方がいる。痛ましいニュースだった。連日Twitter等で誹謗中傷を浴びせられていたそうな。私は正直彼女が出演する番組を見ていなかった為、彼女のテレビ的なキャラクターも知らなければどんな内容の誹謗中傷を浴びせられてしまっていたかも想像がつかない。もちろん彼女に対する嫌悪感はまるでない。だって知らないし。
それでも、こうして考えるに至ったのはコロナウイルスによるお家時間が永遠にあるかのように思えるこの生活の中で報じられたニュースだったからなのではないか。
忙しい日々の中でのニュースだったら、「そうか、またそんなことで亡くなられてしまった方がいるんだな。誹謗中傷ってよくないな。」その程度で流れていってしまったことなのではないか。人の死はなるべく目にしたくないし考えたい話でもないからだ。何より、自分が生き抜くのに必死だからだ。
朝起きて時計を見たら数時間しか眠れていない。それでも我々は働きに出なければならない。自分の生活を豊かにするためである。美味しいものを食べたり趣味に費やしたり、その為には働きに出てお金を稼ぐ必要がある。のそのそと起き上がっては朝ご飯の支度を済ませ、ぼんやりとZIPを眺めながらただ食べる。そんな中、誹謗中傷による死を目の当たりにして心が痛むものの気が付けば家を出るまで数十分。お皿を洗い、着替えを済ませ、働きにでる。日中は働き詰めで朝のニュースはほぼ忘れているだろう。帰宅してテレビをつけたら朝と同じことが報道されている。「あぁ、そういえば朝もやってたな。」そう思いながら洗濯、晩御飯の支度…お皿を洗ってお風呂を洗って入浴を終えた頃にはもう眠る時間。
この慌ただしい日々の中で他人のことなど考える時間があるか。その問いの答えはノーだ。ノーと言っては冷たく聞こえる上にちょっぴり嘘も入ってしまうが、敢えて言い直すのであれば限りなくノーに近いだろう。
前置きが長すぎる！！要約というものを知らんのかワシは。どうやら知らんみたいです。
ジャニヲタである私は今まで様々な誹謗中傷を目にしてきた。その度に芸能人って大変だなあと思ったりファンのみんなも大変だなあと思ったり。特にファン同士がバチバチに戦う様は見ていて気分が良くないし、恐ろしいのであのグループとあのグループには関わらないでおこう…と思ってしまう。新規のくせに云々カンヌンとか怖いし。最近ちょっと気になるけどな〜怖いな〜やめとこ〜ってなるんですよ。あ、そうそう、これのことです。私の“ソーシャルディスタンス”。恐ろしき場には関わらない。社会的に距離を置く。
まぁジャニーズはグループの解散・編成、メンバーの解釈違いな言動、それを踏まえて事務所やメンバーに対する誹謗中傷だったりその他ファン同士で誹謗中傷と誹謗中傷の戦いだったり、とにかく多いし母体が大きい分ファンも多種多様。
私も担当グループの云々カンヌンでたくさん傷付きました。たくさん傷付けられました。そしてもしかしたらたくさん、傷付けてしまったかもしれない。
気持ちはわかるんです。私もジャニヲタなので、グループのことをよく知りもしない人からグループのことをあれやこれやと言われたらムカつくし。グループの解散とか編成とかそういう話はファンからするとかなりデリケート。そこへズカズカと踏み込んでくる人達はお前！私の青春を踏みにじるな！と思います。そんな時私の対応は即ブロ及びミュートです。ハイお前解釈違い〜ブロブロ🥦うっわ見たくない意見見たわ！ミュートミュート🔇そうして距離を取ってきた。でもたまにどうしようもなく意見を述べたくなる時もある。そんな時は相手に届きづらい方法でこっそり発散する。Twitterの下書き欄にひたすら自分の想いをぶちまけたり、それでもスッキリしない場合は下書き供養させて〜😭🙏🏻と仲が良くて価値観が合う友達にスクショを送りつけたりします。人に言うことで発散出来る場合もある。けど、直接的じゃなくてもいいじゃない。攻撃に攻撃で返すのはやめよう。何もいいことないからね。
ファンは多種多様でもタレントは1人だし1グループしかないんです。こんなアイドルになってくれたらいいな。その想いは私にもあります。夢見ているアイドル像があります。私も「もっとこんな彼らがみたいな〜今の彼らも好きだけど、もっとこうしてほしいな〜」と呟くことだってあります。夢を語るのは悪いことだとは思いません、ただ、少し言い方を変えてみませんか。
心の“ソーシャルディスタンス”とってみませんか？誹謗中傷の感染予防をしてみませんか。1人誹謗中傷をはじめたらみんながはじめてしまうから。まさに飛沫感染と同じなんですよね。
親と喧嘩してどうにもならない時、自分の部屋にこもって心が落ち着くまでリビングに戻らない青春時代過ごしたでしょ！？それと一緒よ！一度離れて頭を冷やそう！！めちゃめちゃ大事！！！
嫌いじゃないけど深く関わりたくないな〜ってクラスメイトとかいたでしょ！？その子とわざわざ放課後に遊び行ったか？違うでしょ！？適度な距離感で学生時代を過ごしたでしょ！？？そういうことよ！！！
自分が攻撃的になってしまう予感がしたら私はそっとそっと距離を置くようにしています。仕事で余裕がないとき、気分が落ち込んでいるとき、なんかわかんないけどとにかくイライラしてる自分に気が付いたとき。あー良くないな、私今だめな時だ。ってTwitterを見ないようにしたり友達とのLINEに返信しなくなったり、ソーシャルディスタンスで自己防衛を高めます。おかげで私はこの歳まで死のうと思うことなく過ごすことができています。あ〜！ソーシャルディスタンスって素晴らしいな♡改めて色々考えた今、そう思う私なのでした。
書き終えて読み返すとちょっと偉そうなブログになってしまったな〜と反省。様々な意見があると思いますが、このブログに対してもソーシャルディスタンスで消化していただけたらと思います。
コロナウイルス感染予防のソーシャルディスタンスの方もしっかり守って心身ともに健康でまたみなさんとヲタ活できる日々が来るのを心待ちにしています！！おわり！
